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Splatoon2レビュー 前作との違いから見えてきた一つの仮説

こんにちは、まゆ助です!

 

 

今日は2017年7月21日に発売されたSplatoon2と初代Splatoonとの違いについて評価していきたいと思います。

初代Splatoonを遊んでいたプレイヤーの声として聞いて貰えたら嬉しいです。

 

前作との違い

はじめに前作との違いを説明したいと思います。大きく三つの点が変更されました。

 

一つ目「スペシャルウェポンが一新」

前作で使われていたスペシャルウェポンを全て変更し、全く新しいスペシャルウェポンのみになりました。

二つ目「ステージも一新」

前作のステージをほとんど変更しました。中には引き継がれたものもありますが、障害物の配置やギミックの追加などにより、同じものとは言えないくらい大きく変更されました。

三つ目「BGMが一新」

前作に使われていたBGMが一新されました。中にはアレンジを加えて引き継がれているものもあります。BGMによる印象もかなり変わっています。

 

それらの違いの評価

では、これらの変更は正解だったのでしょうか。消費者の目線から伝えていきたいと思います。

 

一つ目の「スペシャルウェポンの一新」

私はこの変更は正解だと思います。理由は初代をプレイしていた人にはわかるかと思いますが、スペシャルウェポンの中でもダイオウイカとバリアのいわゆる無敵状態になることのできるものがあまりにも強すぎたからです。ガチヤグラでは無敵になってゴリ押しすることもできましたし、ダイオウイカがあれば1人で状況を打開することもできました。

その点、Splatoon2では仲間との連携が必要という点に重きを置かれスペシャルが変更されたと思います。インクアーマは無敵状態になることができますが、発動自体に時間がかかることや攻撃を受けると無敵状態が解除されてしまうことがデメリットとなり、ほぼ適切な強さになっていると思います。

近頃、ジェットパックが強すぎるという議論が行われています。確かに、敵を遠くから攻撃しつつ塗ることの出来るスペシャルとなっており、かなり強力です。私も強すぎると思いますし、同じ遠距離から攻撃のできるハイパープレッサーが弱い、ということも重なって多くの人のヘイトを集めていることは間違いありません。

ですが、私はこの事についてあまり気にしていません。なぜなら、公式が定期的にアップデートを行うと明言しているからです。初代を初期からプレイしているひとはわかると思いますが、初期のダイオウイカやスプラローラーはあまりにも強すぎました。そのためアップデートが行われ弱体化を経て、おおよそ適切な強さに調整されました。なので今作もきちんと調整され、しばらくすると適切な強さになっていると思うからです。

同様に弱すぎるとされるハイパープレッサーにも調整が入り、強化されると思っています。

はじめから適切な強さに調整して発売するのが最もふさわしいですが、どうしても気が付かないことや手の回らないことはあるでしょう。そのためにも今後のアップデートには期待しています。

今作のスペシャルウェポン一新は環境を一から作り出すようなかなり思い切った決断だったと思います。そのため、前作をプレイしていたひとも新鮮な気持ちで楽しめるのだと思います。

 

二つ目の「ステージの一新」

私はこれについても正解だったと思っています。

これはかなり抽象的になってしまいますが、前作と同じステージを使ったらなんのための2なのだろう、と思うからです。先程述べたようにSplatoonではアップデートによる調整が施されてきました。その中にはデカライン高架下の大工事と呼ばれるステージの障害物の配置を大きく変えるものもありました。

なので、ステージの調整もアップデートで可能ということがわかります。そこで、2になっても前作のステージを多少調整した形で引き継ぐというのはアップデートでできる範囲なのです。Splatoonのアップデートは全て無料で行われており、そんなことが今作で行われていればわざわざお金を出して購入する人はいなかったでしょう。

さらに、前作ではアップデートによって新マップの追加も行っていました。なので2でもさらなる新マップの追加が見込まれるでしょう。

しかし、少し問題も生じています。それは高低差の激しいマップが多いということです。これの何が問題なのかというと特定の武器が有利になる状況が多いということです。具体的な話をすると、バケットスロッシャーやヒッセンのように弾が落下しても威力減衰が少ない武器は高所から攻撃を有利に行うことができます。一方、射程の長いスピナーやチャージャーは低い所から高所を狙うのを苦手とします。さらに高低差を作り出す障害物によって弾が通りにくい、距離をすぐに詰められてしまうことも問題となっています。

これらはマップを修正するのではなく、武器自体を修正し、高低差における強さを少し緩和する必要があると思います。

ですが、新マップというのはやはり魅力的で、前作にはなかったインクレールやスポンジというギミックが盛り込まれており、新しいSplatoonが楽しめると思います。

 

 

 

三つ目の「BGMの一新」

私はこれについては正解とも不正解とも言えない、と思っています。

まず、前作と今作では音楽のジャンルが変更されました。前作ではポップだったものが今作ではクールなジャズのようなかっこよいものになっています。それらの音楽の方向性が異なっているため一概に比較することが難しいのです。

正解か不正解か決めろ、と言われたらどちらかといえば不正解だと思います。

なぜなら、Splatoonの世界観に合っていないような気がするからです。Splatoonはテレビ番組などで紹介されるときに「インクを塗り合うカラフルな子供向けゲーム」と言われます。そこで前作のAKB48のような音楽か今作のEXILEのような音楽、より子供の気を引くのはきっと前作でしょう。また、プレイしていても耳に残るBGMがあまりなく、前作ではサウンドトラックも好評でしたが今作については少し不安になってきます。中には前作のアレンジ版も存在しますが、それもクールな音楽になっており、徹底的に方向性を変えてきたことが伺えます。

前作ではイカのアイドル、シオカラーズがプレイヤーの中で人気を博し、パリやニコニコ超会議でライブをするまでに至りました。さらにソロ曲も作られ、CDも発売されていました。今作にはテンタクルズというアイドルがいます。まだ発売されたばかりなのでファンは少ないかもしれませんが、どちらのビジュアルも愛らしく、シオカラーズのような人気者になることは間違いないでしょう。フェスで流された彼女らの曲は少しポップ調になっており、心惹かれるものがありました。

 

 

一つの仮説

これらの違いを総括して、私は一つの仮説を立てました。

それは「任天堂がSplatoonのターゲット層を変更しつつあるのではないか」というものです。

つまり、EXILEを聞くような大人向けにSplatoonを改良していこうとしているのではないでしょうか。

なぜそのように考えるのかというと、無敵になれるスペシャルが削除され、簡単に敵を倒すことが難しくなりました。また、仲間との連携が必要なスペシャルも多く、仲間の動きをよく見て自分の行動を考える、ということが必要となります。ステージの一新については、有利な高所をいかに占領するか、という戦略性が求められるようになりました。また、高所に居続けても試合には勝てないため、タイミングを見計らい移動しなければなりません。これについても考えて行動しなければなりません。

これらの理由から任天堂はSplatoonを考えて行動するゲーム、に進化させたいのではないかと思います。

 

 

最後に

勝つために単なる撃ち合いの技術に加え、行動についても考えることが増えました。Splatoonはインクを塗り合うだけの子供向けゲームから思考力の求められる青年向けゲームになりました。

よく考えれば考えるほど勝った時の喜びは大きいものです。勝てないからやめてしまうのではなく、勝てるための方法すらも考えてみませんか?