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ジョジョファン目線の映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」感想と評価 (ネタバレなし)

こんにちは、まゆ助です!

今日は現在上映中の「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」を見てきたのでその感想や評価について書いていきたいと思います。

 

まず映画の紹介です。

 

今回の映画は「ジョジョの奇妙な冒険」というジャンプコミックスの実写映画化となっています。この漫画は累計発行部数が1億冊を突破するなどかなり知名度の高い、名の知れた漫画です。かくいう私もジョジョのファンであり、1部から7部までをコミックスで読破しています。

 

主演はいま流行りの山崎賢人が務め、2017年8月4日に公開されました。また、実写化された4部「ダイヤモンドは砕けない」は日本のある街に住む主人公の高校生たちに降りかかる運命とそれを乗り越える力を描いています。彼らの日常生活を描くシーンも多くあるため、実写化するには最もふさわしい作品、とファンの間では言われてきました。

 

今作のあらすじを大まかに説明しますと

主人公・東方仗助(ひがしかた じょうすけ)が住む杜王町を守るために殺人鬼・片桐安十郎(かたぎり あんじゅうろう)と対峙する。彼らはスタンドと呼ばれる未知なる力を持った者たちだった。そして、片桐安十郎の背後にはさらなる黒幕が…

となっています。

さあ、わからない単語が出てきましたね。「スタンド」とはジョジョの奇妙な冒険3部から描かれている、その人の精神を映し出す背後霊のようなものです。スタンドには様々な能力があります。人を治す能力や傷つける能力、一見したら使い道のわからない能力等々…これもジョジョの魅力のうちの一つでしょう。

 

以上で映画の説明を終わらせていただきます。というのも、ジョジョについて書くのはあまりにも時間がかかってしまいます。ジョジョは30年もの歴史を持つ作品です。興味のある方はぜひ検索してみてください。

詳しく知りたい方は以下のリンクから公式サイトをご確認ください。

 

warnerbros.co.jp

 

それでは感想や評価を書いていきたいと思います。

 

まずは映像の面から

ずばり、私が点数をつけるなら10点中7点です。

 

・登場人物のルックスはできるだけ原作に寄せようとしています。ですが、やはりコスプレ感は否めず、違和感が生じてきます。これは実写化作品すべてにおいて当てはまることなのかもしれません。特にジャンプコミックスなどのような人間味よりもフィクションの強い作品はいわゆる痛い見た目になってしまいます。

さらに、キャスティングも疑問を感じる点があり、ジョジョファンからしたら納得のいかない部分もありました。例えば、空条承太郎は原作では28歳だが、演じた伊勢谷友介さんは41歳、のような点です。ですが、虹村形兆・億泰を演じた岡田将生、真剣佑はキャラクターの特徴をとらえつつ、実写化でも違和感を感じさせない出来でした。

 

・主人公たちの暮らす杜王町を映す背景は素晴らしかったです。ジョジョファンとして舞台である杜王町は日本でありながらなにか洋風な、なんとも言えない奇妙さを感じる町でした。今作は全編スペインでの撮影ということで、洋風らしくもあり、こじんまりとした町の特徴を残している気がしました。時々、違和感を感じることもありましたが、どれも実写化のアレンジという許容範囲程度のものでした。海や建造物がどれも美しく、普通にスペイン旅行に行きたくなりました。

 

・また、CGの技術も素晴らしかったです。先ほど紹介した「スタンド」というのは実写では絶対に表現することができません。そのためCGが必須となるのですが、スタンドの描き方が引き込まれるように美しかったのです。それぞれの特徴にアレンジを加えつつも、原作さながらの迫力を感じさせ、実写の映像に融け込んでいる、ほんとうに言い尽くせないほど素晴らしい映像でした。

 

以上の主に三点からの評価となります。背景やCG技術は申し分ない出来だったのですが、実写化において鬼門であるルックスを乗り越えられなかった点やキャスティングがかなり痛手となり、10点中7点という評価です。

 

 

 

次に脚本について

 

ずばり、私が点数をつけるなら10点中5点です。

これは良くも悪くも普通ということです。

 

はじめに、ジョジョファンから見た評価を書きたいと思います。

映画の冒頭からジョジョファンにしかわからないような小ネタ・伏線が散りばめられており、映画を見ていて「おお!」と声をあげそうになっていました。また、軸となる主な脚本はかなり一般層受けを狙いに行ったな、と思うような改変が行われていました。ですが、クライマックスのシーンでファンをがっかりさせるような改変が行われており、それについて今作では詳しく言及されていないのでその点がとても残念です。キャラクターの性格を変えたりするなら、そのことを映画で伝えてほしいというようなオチとなっていました…

では一般層からの評価はどうなのでしょうか。

私は、そんなに高くないと思っています。人間ドラマを描いている部分もあり、取っつきやすさも感じられるのですが物語が進みにつれジョジョの原作知識がないとわからないような部分が現れてきます。

 

つまり何が言いたいのかというと「両方のウケを狙いに行ったらどっちつかずになった」ということです。主演に山崎賢人を起用しているあたりは一般ウケ重視だったのかもしれませんが、2時間でジョジョを理解してもらうのはやはり難しかったように思います。

なのでどっちつかずの5点です。

 

 

 

最後に、音楽についてです。

 

ずばり、私の評価は10点中6点です。

BGMはどれもかっこいいのが多かったなあ、というのが印象に残っています。でもどのシーンの何がよかった、とまでは印象に残っていないのです。

 

BGMは洋楽のロックを感じさせるような、ジョジョを知っている人からしたらぴったりな、知らない人からしてもかっこいいと感じるいいチョイスだったと思います。それに、主題歌でバンドとコラボする、といった最近の映画事情に飲まれていなかったのも評価できます。

効果音は意外と少なめでした。スタンドバトルの際はもっと迫力を感じさせる効果音があってもいいのになあ、と感じました。

 

正直、音楽よりも映像に惹かれてしまう点もあり、あまり注意して聞くことができませんでした。すいません。BGMについてはサウンドトラックも発売しているようです。耳に残って離れない、という方は購入も検討してみてください!

 

 

以上が映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」の感想と評価です。スタンドのCGが本当に美しく、それだけでスピンオフ作品を作ってほしいと思えるような出来でした。今作はスタンドバトルを見に行く映画と言っても過言はない気もします。それだけ他の面に過度な期待はしないほうがいい出来です。

 

-ジョジョファンへ-

実写化で脊髄反射的に批判している人は実際に見てから批判をしてください。少なくとも批判できないくらい出来のいいつくりや改変もあります。ただ、書いたようにクライマックスの改変はありえない、理解できないものです。また、出演者のスタイルもジョジョの世界とはかけ離れていますが、あれを再現するのはほぼ不可能ということをわかってください。

-ジョジョを知らない人へ-

出演者目当てで見に行くと後悔します。変なコスプレにしか見えないと思います。それでも見に行きたい、という人はジョジョのスタンドや4部の登場キャラクターについて下調べしてから見に行くと話が入ってきやすいと思います。山崎賢人に騙されてはいけません。きっと後悔しますから

 

 

ただ、全体的にみてひどすぎる、という出来でもないので興味があって、お金を出してもいいな、と少しでも思ったらぜひ足を運んでみてください。